歓迎会の口コミ情報

この店はほぼ20日経っているが、Mの時代に比べ対前年比で約5割売上が伸びている。 Mから転換した芝店や原宿店も、ほぼ5割売上がアップしているという。

大きな枠でとらえれば二極分化しているということだ。 商品でいえば価格重視志向と品質重視では、このような競争に勝ち残るため、ファーストフードチェーンはどのように対応しているタイプである。
店舗開発でいえば高級志向型と低投資、小型店志向型である。 まず、商品戦略の変貌をみてみよう。
二極分化のうち価格重視戦略でリーダーシップをとっているのはN・Mであり、品質重視を前面に打ち出しているのはMフードサービスである。 Mは従来の常識を根底からくつがえすような価格戦略をとった。
「中途半端でなく徹底的に価格を下げることでお客が2倍以上増える」という判断をH社長が下したのである。 価格を仮に半分にしても購買客が2倍以上になれば売上は増える。
価格を2、3割下げて購買客が一割くらいしか増えなくては価格戦略は失敗する。 それより半額くらいにすべきだと。
しかし、価格を半分にしてお客が1割5分か2割くらいしか増えなかったら売上は下がる。 本部は店舗を増やすことによって、それなりに既存店の売上減をカバーできるが、店舗サイドは経営そのものが危機に瀕しかねない。
では、H社長の決断は失敗と紙一重だったのか。 予測の精度がどれくらいだったのかはともかくとして、「キチンとしたマーケティングの結果である」といって歯牙にもかけないだろう。
Mは毎年、一店につき1000人以上に対しアンケート調査を行っている。 これを全店で実施している。

現在ならサンプル数は1600店×1000サンプルで160万人だ。 このような全店調査を25年間つづけてきた。
この全店調査の結果、最近は品質と価格に対しニーズが高まっていたという。 そのうちハンバーガーの妥当な価格をお客に聞いたところ、130円という値段が浮き彫りになってきたのである。
その数値に基づき、ハンバーガーを130円にした時の客数の増加を予測できたのだ。 Mのレギュラーメニューのうち、ハンバーガーは一時210円にまでなった。

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